スペースを考える
収納の高さに注意背伸びや手を伸ばす動作も不自由になってくるから、高い場所は避けたい。反対に低すぎると腰に負担がかかる。無理な動作でけがをしないように、家の手のとどく高さを高齢者のスペースとし、ほかの家族はそれ以外の空間を使う。開閉が楽なものを握る動作が不自由になったり、力が入らなくなるので、開閉が楽な住宅にしている。手を乗せるだ。けで開きやすい取っ手や、レバーで開閉するものを使う。指先でつまむ必要のある取っ手や引き手は避けるようにしたい。車椅子への配慮を手のとどく範囲は健常者とはずいぶん異なる。平均値で決めるのではなく、必ず本人を基準とし、使い勝手のよい範囲を確認して決める。また、スムーズに作業ができるように、車椅子の回転スペースを考えること。家のすべての収納扉は引き戸か折り戸とすることなどを注意しながら、住宅を建築する。高齢者のための収納の工夫日常品の専用席を記憶力の衰えとともに、家のどこに置いたかなど忘れやすくなる。薬や眼鏡など日常的に使用するものは、生活習慣を考えてまとまった場所に置くこと。「ある」か「ない」かがはっきりわかる工夫も大切。