マンションと戸建て

マンションと戸建て住宅は「住まい」としてみると、まったく別の居住形態といっても過言ではありません。このことを正しく理解していなければ、マンション選びはうまくいかないでしょうし、後悔することになる可能性が大です。その違いとは、住まいの主体が「個人」か「集団」か、ということに行き着きます。個人には他人に左右されない自由があり、集団には他者との関係という制約があります。一方で、個人の力には限界があり、人とカネを集約できる集団には個人にはない可能性があります。マンションを、もしも「戸建てが立体的に積み重なった住宅」と考えているなら、それは大きな誤解です。戸建てには隣人やご近所がいて、「他人との関係」は大切な要素です。でもそれは、独立した所有者同士の緩やかな任意の関係であり、土地と建物を共有するマンションでの関係ではこれとは、まったく異なった近所づきあいが大切になります。

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